“リコピン”をご存知でしょうか。
トマトに含まれるあれのこと? と思った方は…正解です。
様々な栄養素、また食品へのスポットやブームが世間をぐるぐると巡る中、トマトを始めとするいくつかの『赤い青果』に含まれる”リコピン”の効果は日々研究され、注目されているのです…!

目次

トマトのあれ?
リコピンが体に良い理由
リコピンを正しくとろう!

 

トマトのあれ?

リコピンといえばトマト、という刷り込みはおそらく、1990年代頃から始まったと思われます。
野菜や果物などの栄養価が具体的に示され、メディア(といっても当時はテレビが主流)でも大きく特集されてきた頃でしょう。
(国内ではあまりに有名な”カゴメトマトジュース”は、そうした注目が高まるずっと前、1933年から販売されています。)
野菜を食べると健康に良い、という大きな指針の中の一つとして、トマトに含まれるリコピンの作用も注目を浴び始めてきたのです。
ですが、リコピンの含まれる食べ物はトマトだけではありません。
赤い青果、と冒頭に述べたように、ニンジンやスイカ、ピンクグレープフルーツなどにもリコピンは「たっぷり!」と含まれるのです。

 

リコピンが体に良い理由

ではどうして、リコピンが特別に「体に良い」とされているのでしょうか。
まず一つに、肌へのアプローチが考えられます。
リコピンには、高い抗酸化作用があり、肌の弾力、見た目の美しさにも影響があるとされています。
また幼年期、ひいては母体にいる時期から母親が適量のリコピンを摂取しておくことで高い健康効果があり、運動誘発性ストレスの緩和、認知能力の向上、などが挙げられます。
また、生殖能力にも影響があるといわれ、単なる健康美容だけでなく、長寿にも影響があるといわれています。
これには、リコピンの代表格であるトマトを多く料理に使用する地中海地方の人が、比較的寿命が長いことから明らかになってきました。
このようにリコピンは、人が健やかに生きる上で欠かすことのできない栄養だということがわかりますね。

 

リコピンを正しくとろう!

リコピンの一日摂取量は”15mg”とされています。
標準サイズのトマトであれば2個程度といいますが、その数を日々続けるのは中々に大変そうです…。
ですがリコピンは、ビタミンや他の栄養素とは違った特徴があり、加熱されると吸収力が増す、ということがわかっています。
ですから加熱処理された料理や、トマトジュースでも大いに結構なのです。
みなさんご存知の”カゴメトマトジュース”であれば、缶1本で適正量に達します。
また最近では、サプリメントでもリコピンを含むものは多くなってきましたし、適量を守り続けることはそれほど難しくないでしょう。

 

日本が欧米諸国に比べ、長寿であり、また健康志向の高い国であることは明白です。
ですが意外と、トマトを始めとする野菜、果物などを日常的に食べる習慣はなく、これから更に関心が高まっていくと思われます。
リコピンの持つ可能性、そして現在わかっている効果だけでも、とてもとても魅力的。
健やかな健康、そして美しい姿のためにも、リコピンをしっかりと摂取していきたいものですね。

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