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市販のクスリの成分でも薄毛になるってホント?
美しい肌に、美しい髪は女性に取って重要な若さを保つ大切な要素であることは間違いありません。
しかし、薬局でも手に入る市販品でも抜け毛を助長してしまい薄毛になるかもしれないリスクがある物があるようです。
まずは引用記事を見てみましょう。
薄毛で受診する女性の中には、この患者さんのように市販の鎮痛薬を飲んでいるケースがしばしばあります。脱毛の原因と考えられるのは、その中に配合されている抗炎症成分の「アセトアミノフェン」や「イブプロフェン」です。これらは、一般薬の鎮痛・解熱薬や風邪薬(総合感冒薬)などによく使用されています。また、同じ一般薬では、胃酸の分泌を抑える成分として胃薬に使われる「シメチジン」や「ファモチジン」でも脱毛が起きます。
頭頂部が薄くなってきた時は、抗菌薬を使っていないか患者さんに聞くこともあります。「イソニアジド(抗結核薬)」「エタンブトール塩酸塩(同)」「ゲンタマイシン(緑膿菌などにも強い抗菌力がある)」などを使用している場合は、これらが脱毛の原因の一つに考えられます。
また、低用量ピル(経口避妊薬)を飲んでいる若い女性に、薬剤性と思われる脱毛が起きることがあります。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180304-00000010-mai-soci
記事内では、処方薬以外に市販薬の鎮痛剤や胃薬といった物の成分が記載されており、薄毛についてクリニックに受診されている方がしばしば服用していると紹介されています。
実際にそれらの成分で毛が抜ける可能性があるという事ですから意外ですね。
いずれもCMでお目にかかるような有名かつ一般的な商品に使用されている成分です。
「アセトアミノフェン」
「イブプロフェン」
「シメチジン」
「ファモチジン」
ただ、抜け毛を気にする方でも病院に行くほどでもないけど症状が辛い時に飲まざるをえない状態もありますので、避けて通ることも難しいですね。
一般的には「クスリで毛が抜ける=抗がん剤」といった一度にバッと抜けてしまうイメージですが、鎮痛剤や胃薬の場合は常用や乱用による長期利用で薄毛化を促進させるようです。
女性の方は生理などで常用する事が多々あると思いますが、どうしても依存してしまう場合は早期にお医者さんに相談しましょう。
また、上記に紹介された成分が絶対悪という物ではありません。
どんなお薬でも、用法を守ることが基本であり重要って事ですね。