【必見】肌の乾燥を防ぐ!保湿効果を上げるお風呂の入り方

お風呂上りに顔やふくらはぎが乾燥してピリピリすることはありませんか。
しっかり湯船に浸かって肌に水分を与えたはずなのに入浴前よりも乾燥しているのは何故なのか、入浴後のあの肌のツッパリ感は何なのか…。
今回は、“実は肌の水分が奪われてしまう”入浴時の体のメカニズムや、乾燥を防ぐお風呂の入り方、保湿効果を高める入浴後のスキンケア方法についてご紹介します。

入浴が人間の体にもたらす効果

一日の終わりに体の汚れを洗い流し、ゆったりとしたバスタイムを過ごすことが楽しみという方も多いですよね。人間は、湯船に首まで浸かると浮力で体重が10分の1まで軽くなります。そのため、入浴をすると日中に酷使された筋肉もその役割から一旦解放されることとなり、全身をしっかり休めることができます。

また、お湯の温熱作用で皮膚の毛細血管や皮下の血管が広がり血の巡りが良くなります。そのことで体の疲労物質や老廃物が流れやすくなるため、疲労回復や健康維持にも効果的です。日中温めることが難しい末端の血管も、お風呂の水圧によって押し流されるため全身のむくみや冷えを防いでくれます。

もちろん、血流が良くなることで肌細胞にもしっかり栄養が行きわたるので、肌のキメを整えてくれるといった美容効果もあります。
このように美容や健康のために欠かせない入浴ですが、その入り方や洗体の仕方を間違えると肌の乾燥につながることも…。
しかし、お湯の中に浸かっていて何故肌が乾燥してしまうのでしょうか。

入浴で肌の水分が奪われる?

お風呂に入ると体が水で覆われるため、潤ったような気がしますよね。
しかし、意外にも入浴することで角質は水分で飽和状態となるため、肌本来が持つ保湿成分は流れ出てしまいます。これは角質細胞が緩んで間隔が広がってしまうことに起因しています。
従って、入浴後は“特に肌が乾燥しやすい状態”と言えます。
また、入浴時には沢山の汗をかきます。汗により体の水分・皮脂を流してしまうことでより乾燥が進んでしまいます。その状態で、体をゴシゴシ洗ってしまうと肌の抵抗力を弱めてしまい、場合によっては慢性的な乾燥肌になってしまうことも…。
このため、入浴時や入浴後には肌を乾燥させないケアが重要です。

乾燥させないお風呂の入り方

入浴中は肌本来の保湿成分が流れやすい状態ではありますが、同時に入りやすい状態でもあります。
よって、できるだけ“保湿効果の高い入浴剤”を入れることで乾燥を防ぐことができるでしょう。
普段、入浴剤を入れてお風呂に入っているという方も多いですが、好きな匂いや発汗作用だけで選んでいる、という方もいますよね。どの入浴剤にするか迷ったら是非「乾燥肌用」や「保湿入浴剤」と書かれたものを手に取ってみてください。乾燥肌用の保湿入浴剤はドラックストアやスーパーなどで簡単に購入することができます。なかでもヒアルロン酸、ホホバオイル、セラミドなど、保湿効果の高い成分が配合されているものを選んで、その中から自分に合うものを見つけてみましょう。

また、高温のお風呂はうるおい肌の大敵です。
42℃以上のお湯は肌に必要な皮脂まで奪ってしまうので、できるだけぬるめのお湯に浸かるのが良いでしょう。適温は38℃~40℃。季節や気温によっても体が温まる温度は違うので自分の体と相談しながら適温を見つけ、あまり長湯をしないよう気を付けましょう。

そして、洗体を行うときのボディタオルやボディブラシにも注意が必要です。
特にナイロン製のボディタオルで肌を擦りすぎると皮膚のバリア機能が低下し肌荒れの原因になったり、メラニン色素が真皮まで落ちて黒ずむ「機械的色素沈着」につながったりと、肌トラブルも起きやすいです。
洗体は、せっけんやボディソープを泡立て、綿素材のボディタオルで洗うか、手で泡を動かしながら優しく洗う程度で問題ありません。

入浴後の保湿ケアについて

入浴後は脱衣所ですぐに保湿ケアを行いましょう。肌の水分は時間とともに蒸発してしまい、放置することで乾燥がどんどん進んでしまいます。
お風呂から上がったら顔についている水滴はタオルに一度吸い込ませる程度にし、体の水滴もサッとふき取る程度にとどめておきましょう。

全身をタオルで軽くふき取ったら、まず先に保湿したいのが「顔」です。
女性は特に、メイクやクレンジングで肌に負担をかけていることも多いため、お風呂上りはすぐに化粧水と乳液を塗って疲れた肌を労わりましょう。
目元・口元は皮膚が薄く特に乾燥が進みやすいため、化粧水を二度つけや、目元・口元用クリームを塗るなどして対策を取りましょう。
顔の乾燥を放っておくとシワやくすみの原因になります。肌を若々しく保つためにも入浴後の顔の保湿ケアはマストです。

顔の保湿が終わったら、体の保湿もしていきましょう。
ボディ用の保湿剤にはローションタイプ、クリームタイプ、オイルタイプなどがありますが、それぞれのテクスチャーで好みが分かれるため、自分の好きなものを選んで時期に合わせて使い分けましょう。特に、空気が乾燥する冬場はより念入りなケアが必要です。肘・膝・脛・くるぶしなどは、こってりとしたボディクリームや油脂性軟膏(白色ワセリン、プロペトなど)を薄く塗っておけば、翌日のカサつきを抑えることができます。

タオルで水分をふき取った上からまたベタベタとしたクリームを塗るのが嫌だ、という方は「濡れた肌用のボディクリーム(ローション)」というものも販売されているので、それを浴室で塗ってからタオルで軽くオフして、顔の保湿ケアに移るのも良いでしょう。

保湿剤はあくまでも皮膚表面に「人工的な膜」をつくる役割しか持ちません。
今ある水分を逃さず、外的刺激から肌を守るためにあります。肌のカサつきを改善しようと強く塗りこんでも、その力がかえって刺激となり、痒みにつながることもあります。ボディクリームや保湿剤は乾燥が気になる箇所に薄く塗り伸ばす程度にしましょう。
入浴後の体がまだ湿っている状態で保湿剤を塗れば同時に水分も閉じ込めることができ、よりうるおいを長持ちさせてくれます。

入浴後の保湿ケアは「何を塗るか」よりも、「いつ塗るか」が肝心です。
肌の乾燥を防ぐために入浴後は数分で保湿ケアを完了させましょう。

正しい入浴で肌の乾燥を防ごう!

今回は、乾燥しやすい入浴時や入浴後の肌ケアについてご紹介しました。
本来人間の肌は皮脂膜で覆われているため過剰に水分が出ていかないよう守られています。
しかし、気候や紫外線などはもちろん、エアコン・ヒーターなどによる乾燥、タバコやアルコールなどの生活習慣などで皮膚のバリア機能が弱まり、乾燥を招いてしまうことがあります。

だからこそ、肌を清潔にした後の保湿ケアが大切です。
しっかり水分をとってぬるめのお湯で入浴し、体を洗い流したら入浴後は保湿ケアを徹底しましょう。こまめに保湿したいという人でも全身を保湿できるのは入浴後のこの機会しかありません。
できるだけ保湿成分が多く配合されている保湿剤を使用し、肌に強い刺激を与えないようなるべく早くケアしましょう。お風呂に上がってからは時間との勝負です。入浴後数分で保湿することによってより長く保湿効果を持続させることができます。

入浴は、美容と健康にとても重要な役割を果たしてくれます。
発汗や血行促進によって肌を綺麗にしてくれるだけでなく、ストレスを軽減させてくれるリラックス効果もあります。
ゆったりとくつろげるバスタイムで、体も肌も疲れを翌日に持ち越さないようにしましょう。

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