「毎日の健康維持のために必要な栄養素は?」と聞かれたら、何と答えるでしょうか?
ビタミンやたんぱく質、カルシウムなど、様々な答えが出てくると思います。
そんな中、欠かせない栄養素であるにもかかわらず忘れられがちなのが、マグネシウムです。
なんと体内で起こっている600もの化学反応に関わっていて、カルシウム・カリウム・ナトリウムに次いで4番目に多く存在しているミネラルです。
私たちの健康維持のために欠かせないミネラルなので、適切に摂取し健康寿命を伸ばしていきましょう。

以前までは、体を丈夫にするためにはカルシウムを特に摂取するよう指導されている例が多くありました。
学生時代に身長を伸ばそうと牛乳をガブガブ飲んだ経験がある方は多いかもしれません。
しかし、最近の研究では、単にカルシウムだけ摂るよりもマグネシウムとの摂取バランスが重要であることがわかってきました。
健康を維持するために最も理想的な摂取のバランスは「カルシウム2:マグネシウム1」とされ、多くの研究者が推奨しています。

マグネシウムが多く含まれる食品は、アーモンドを始めとする種実類、魚介類、藻類、野菜類、豆類などです。
豆腐や納豆、ゴマやわかめ、蕎麦や抹茶など日本人にとって馴染み深い食品が多く並んでいることが特徴的です。
元々私たち日本人は歴史的にマグネシウムを多く含んでいる穀物や植物性食品を摂取してきた民族で、長年世界的な長寿大国となっているのは日本人の伝統的な食生活が大きな理由の1つとなっています。
ただ、最近は食生活が欧米化してきたことによりカルシウムとマグネシウムのバランスが崩れてきています。
乳製品が多い欧米の食生活によりカルシウムの比率が大きくなってしまっているからです。

基本的にマグネシウムは通常の食事であれば過剰摂取を気にする必要はありません。
ただし、健康食品やサプリメントなどから摂りすぎた場合は下痢などの症状が出ることもあるので注意しましょう。
生活習慣を見直して、日本人が親しんできた食生活を取り入れるように心がけていきましょう。

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