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今や身近なスーパーやドラックストアでも買えるようになった水素水。まだ完全に解明がなされていない点もありますが、水素が抜けにくい容器の開発や医療、農業分野でも研究が進んでいます。
しかしまだまだお値段的には高くついてしまうので、「ただ健康に良さそうだから」と漠然と飲むなら、水素水が作用するタイミングを選んで飲んでみるのも良いでしょう。今回は水素水を飲むべきタイミングをまとめていきます。
二日酔いのとき
お酒を飲みすぎると、大量の活性酸素によって頭痛や全身の疲労感、脱力感が起こります。これが二日酔いの状態ですが、お酒による悪玉活性酸素を消去するのが水素。加齢とともにお酒が残りやすくなったと感じるなら、水素水をプラスしてみましょう。お酒の代謝をサポートして、脂肪肝や肝細胞を保護してくれます。
疲れが取れないとき
体の疲労度を見ながら運動するスポーツ選手は例外ですが、日頃、運動不足の人には水素水が体の疲れを軽減してくれます。疲労の原因である乳酸がたまらず筋肉が楽になるというデータがあり、きつい運動やアウトドアで「疲れそうだな」という時の水分補給や事後のケアに飲むと効果が感じられやすいです。
またアクティブな日とは逆に、パソコンの前で1日中作業した日や長時間の運転で肩や首が疲れた時も、水素水が疲れを溜まりにくくしてくれます。
太りやすくなったとき
水素はダイエットもサポートします。筋肉量を増やし、基礎代謝をアップさせ、太りにくい体を作るとされていますので、加齢などで太りやすくなったと感じる人は水素水を飲むことで長期的なダイエット効果も得られます。
便秘になったとき
水分不足は便秘に直結しやすいですが、もし食物繊維など食生活には気を使っているのに便秘になりやすいなら、ストレスからくる自律神経の乱れが原因かもしれません。
腸はリラックス状態の副交感神経が優位の時に動きやすくなります。水素水を取り入れると、交感神経を抑制する「グレリン」というホルモンが胃から分泌促進されます。
このグレリンは生理前に便秘や気分の落ち込みがある人にもよく、気分を和らげる効果があるとされています。
ストレスが多いとき
過度なストレスは活性酸素を生むので、身体の調子が悪くなったり肌荒れしたりしてしまいます。ストレスケアにも水素水を取り入れると、活性酸素を消去し、心のイライラやクヨクヨ、体の不調などストレスによる心身の不調を緩和して心と体を守ってくれます。
水素水は様々な作用があるとされていますが、よく効くとされるのが二日酔いと筋肉疲労です。カフェインが苦手な方にも、滋養強壮ドリンクの代替品に取り入れてみてはいかがでしょう。
【参考書籍】
・太田 成男 著「ここまでわかった 水素水最新Q&A: 続・水素水とサビない身体」小学館